2009年12月19日土曜日

ももの自刻像

彫刻の勉強をしているわが娘ももの作品。まだ未完成ですが雪降る寒い美大のアトリエで頑張っているようです!携帯で撮った写真が送られてきました。技術的なことはともかくとして感性を磨いてほしいものです!自己を見つめ、苦悩するー青春してるね!アルバイトしながら家族全員にクリスマスプレゼントを選んでるももは心やさしい娘になりました!親ばかです!先生にも級友にも恵まれ幸せなことです。母も負けておられません。がんばろう!

ひろこ

2009年12月18日金曜日

雪の中の椿

七尾もよく降りました。雪に覆われた藪椿!雪に覆われても花弁は凛として咲いている美しい椿!不思議な花である。真白の雪の中にひと際赤く咲く花、その強さと美しさに惹かれます!

ひろこ

2009年12月16日水曜日

椿庵 10年目の企画

来る2010年は椿庵は10年目に入ります!そして作陶25年周年を迎えます!個展は今のところ東京、名古屋、金沢を予定しています。そして椿庵ではいろいろ企画を予定しています。まず1月5日からは名品展、有名作家の名品を展示します。期間は1週間を予定してます。そして今年の椿庵のメインイベントは?お好きな花器を選んでいただいて椿庵周辺に咲く花を活けてそのままお持ち帰りいただく、その名も花と器の出会い展。花器には数に限りがありますのでどうぞ早めにご予約をお待ちしております。お友達をお誘い合わせご参加くださいませ!お花を生けた後にはよしはし製の和菓子とお抹茶のサービスを考えています。ご希望に応じてお昼の用意も可能です! 椿庵ー電話0767-57-2766 
吉田まで

ひろこ


2009年12月12日土曜日

椿庵の師走




千両、白玉椿、水仙、青樹の赤い実、皆椿庵で育った花たちです。今年はもう水仙の花も咲き、椿もたくさん蕾をつけてくれました。ギャラリー椿庵には水仙の甘い香りが漂います!花器はもちろん洋子作です。 今年は千両、万両、南天など赤い実が鳥に捕られていません。暖冬で餌がたくさんあるのでしょうね。寒い年は早くから赤い実が無くなります。今年は椿に油粕等の肥料をたくさんあげました。植物は手をかければ、答えてくれるのですね!嬉しい冬です。
ひろこ

2009年11月30日月曜日

国分寺公園から望む

初冬の国分寺公園周辺の夕暮れ!この雲の迫力に圧倒されそうです。淡いピンクとも紫とも何と表現したらいいのでしょう?車を止めて思わずシャッターを切りました!10月の秋のうろこ雲と違いこれから厳しくなる冬に雲が挑むといううような印象を持ちました。自然の美しさと迫力にうっとり!こんな近くにも非日常が存在するのですね!明日から12月、慌ただしくなりますが2009年の締めくくりです、今年はどんな年だったのか?来る年はどんな年にしたいのか?そう私は挑戦の年にしたいと思います。厳しい冬に立ち向かうこの雲のように悠々と前に進みたいと思います。

ひろこ

2009年11月15日日曜日

珠洲の塩田村




先日、初めて珠洲に行ってきました。揚げ浜式塩田!はじめて聞く言葉でしたが、この塩づくりが国指定無形民俗文化財に指定されたそうです。私も最近お料理に使っています。素材の持ち味を引き出してくれ、甘みさえ感じます。手塩にかけて作るという言葉通り丁寧に丁寧に作られています。毎年寒のうちに味噌を作っていますが今年は珠洲の塩を使おうと思っています!どんな味噌になるのか楽しみです。毎年1月末に作った味噌をセーターが恋しくなる頃、10月半ば過ぎくらいに蔵出し?します。やはり自家製の味噌は香りが違います。子供たちも小さい頃から味噌汁が大好きで時間をかけて出来た味噌に感慨深げです!娘たちに味噌造りを伝えたいです。11月23日に塩サイダーが発売されるようです。当日は珠洲の塩田村でお披露目会が開かれるそうです。ドライブがてら珠洲に行ってみませんか?
ひろこ


2009年11月13日金曜日

新作です


昨日、窯から出ました。12月に開催される一水会陶芸展に出品しようと思いましたがストライプの銀彩が微妙にむらがあり、もう一度窯に入れたくて今回は別の作品を出品しました。この作品は25周年の表紙を飾るべき作品になるかもしれません!とても気に入ってます。照明の関係でやや黄色く、金彩に見えるかもしれませんが実物は品のいい、銀彩になっています。中心から放射線状に広がり華やかで軽やかな作品に仕上がりました。六角形が不思議な雰囲気を醸し出してくれました。直径52㎝の大皿です。
ひろこ

2009年11月7日土曜日

日本工芸の国際性に関するシンポジュウム






2007年の10月、英国、大英博物館にて《わざの美》展、Crafting Beauty In Modern Japan ,日本伝統工芸展50年展の特別展が開催されました。そして先日2009年11月4日東京有楽町朝日ホールにて工芸シンポジュウム「日本工芸の国際性」が開催されました。文化庁の「文化発信戦略にかんする懇談会」において、戦略的、効果的な文化発信を推進することが提言されました。その調査研究事業の一環として開催されたものです。
そのパネラーの中心的な役割を果たしていたニコル=クーリジ=ルーマニエール女史のお話はとても興味深かったです!女史のお話の中で如何に日本の工芸を英国で一般大衆にアピールするか、伝統をそのままトラディッショナルと訳しても古いものには一般受けしない!クラフトではまた意味が違う!こうした試行錯誤の中、ニコルさんを中心としたスタッフはクラフティングビューティーという言葉を作りました。一言に文化を紹介すると言っても作品を適格に表現する言葉が非常に重要であると痛感しました。日本工芸会の作家が伝統を守りながら新しいものを生み出している現代の日本を紹介するといううことに的を絞ったところが素晴らしいです。そして1番人気は我らが松田権六先生の作品次いで金工の中川衛先生とニコルさんがおっしゃいました。図録の表紙は徳田八十吉先生の作品で飾られーそれって全部石川県の作家じゃないですか!うれしいことです!
このシンポジュウム金沢でも開くべきと思いました!文化の日にふさわしい過ごし方ができた11月初めでした!
ひろこ

2009年10月31日土曜日

美しい日没 in 八幡


10月も今日が最後!夕方散歩に出かけてみました。夕日がとても美しくカメラを取りに戻りました。山本電設のすぐ奥にため池があります。この場所は道路でなくなってしまうのでしょうか?貴重な風景です。折を見て散歩に出かけます。木立が水面に映る光景がとても美しいです。1年この風景を追いかけてみたくなりました。雪景色はどうなるのでしょうか?春麗のころは?楽しみが増えました。
いい夕日に出会えた日でした。

ひろこ

2009年10月26日月曜日

日本伝統工芸展 金沢展 10月30日より始まる

いよいよ今週より石川県立美術館にて日本伝統工芸展が始まります。私の大皿も展示されます。9月に日本橋三越で始まり、名古屋、京都展に続いて金沢に巡回してきます。11月8日まで開催されます。11月1日には備前焼の人間国宝、伊勢崎淳氏の講演会もどなたでも参加できますのでどうぞご参加くださいませ。

ひろこ

2009年10月23日金曜日

昨年の10月 ローマ賞典祭にて

昨年10月に英国からローマ賞典祭のために文化庁から許可を得てローマでの表彰式に出席しました。あれから1年あっという間でした。月日の経つのは本当に早いものです。人物の間の作品2点が私の作品です。受賞作品はブルーの花器です。本日より3日間七尾市の徳田公民館にて徳田美術展覧会が開催されています。今回はちょうどこの2点を展示しています。どうぞご覧下さいませ。


ひろこ

2009年10月22日木曜日

我が家のツワブキと3兄妹と従姉のハッピー




爽やかなひと時です。枯れゆく秋にひと際光を放ち、美しく咲くツワブキです。椿庵にも生けてみました。今年の初夏から夏にかけて出産ラッシュでゆきみちゃんと姉のりんごちゃんとその母?のちびが相次いで出産でもう大変でした。仕事場はノミ騒動で一時作業ができなくなり移住していく子やらで結局家の中で4匹飼うことに。お父さんは一番ノミに弱いので毎日ブウブウいってますがどうなりますやら?4人の子供たちが今では末っ子のゆきなだけになっています。子供たちの代わりに私の話相手になってくれたらいいな!四季の移ろいを楽しませてくれる草花も私にはかけがえのない宝物です。
ひろこ

2009年10月19日月曜日

2009年10月16日金曜日

披露宴 in 加賀屋 和倉温泉

30年前に作った色留袖のグレイの地色を鶸色?というのでしょうか、明るい色に染め直しました。3回ぐらい着たかと思いますが色むらが気になり変えました。今思えば先ずシミ抜きに出してからにすれば良かったのかなと思いますが家紋もついでに吉田の紋に変えました!ミセスならベージュやグレイにするところでしょうが?何をしても派手になるので困ったものです。結婚式はやはり色留袖で正解でした。帯は友人の作家に依頼して織ってもらった綴れの帯です。
日本の文化を継承する仕事なので晴れのお席は努めて着物を着ます。娘たちにも着物を着る喜びを伝えたいと思います。これは母としての大切な役目と思います。お庭のお花を活けてお客様をお迎えしたり、おいしいお茶やお料理でおもてなしすること1年に何度かそういう機会を持てるような人生を
送ってほしいと思います。

ひろこ

2009年10月13日火曜日

甥の結婚式 in 総持寺 門前













先日、甥の結婚式が門前の総持寺で執り行われました。厳粛な中、今まで見たことのない、僧侶のパフォーマンスに列席の皆様や観光客の方々は度肝を抜かれたようでした。私もかって経験したことのない光景に心ふるえました。私の実家の菩提寺も兼六園のすぐ横の曹洞宗の寺なので禅宗の中心的な役割を担ってきた金沢のルーツを見る思いがしました。この総持寺の本堂での結婚式は限られた方しかできないそうです。それもそのはず、お嫁さんのご実家は曹洞宗のお寺なのです。甥が私たちに素敵な経験をさせてくれて感謝です。金沢はお寺の多い街です。前田家ゆかりの寺などで仏前結婚式をあげる、クリスチャンでもないのに教会でアーメンよりよっぽどいい感じ! 厳かな1日でした。


なお、このあと総持寺は本格的な大改修に入るそうです!総工費45億円も掛けるそうです。文字通り日本を代表する寺になりますね! 子どもたちはどうかわからないけど再婚するならここね?いつ?誰と? 

これからどんな方と出会いがあるかわからないですもの、心の準備はしておかないとね!






ひろこ



2009年10月9日金曜日

九谷と花の選抜出会い展 小松大和






























昨日会場でオープニングがありました。淡いブルーにプラチナを施した花器が私の作品です。想像していたお花とは違いましたが縦にそびえる葉っぱが妙に面白いです。会場を拝見するのは3回目ぐらいですがお皿でもこんな演出方法があるんだと感心させられました。12日まで小松大和7階で開催されています。どうぞご覧下さいませ。 器を生かそうとする心配りと斬新なお花に感動しました!もう来年の構想を練っています。とても楽しい展示会です。陶芸家、華道家それぞれ40名ずつのコラボレーションです。お互いに新しい出会いに挑むという印象を持ちました。どのお花も生き生きとしてました。








ひろこ






2009年10月5日月曜日

ももの初めての石の彫刻

昨日夕方になって金沢まで走りました。6時過ぎの中央公園です。金沢彫刻展、今日開場式が金沢駅で朝あったようです。タイトルは《子猫》だそうですが、主人いわく《子猫という名のトラ》にしたら?夏休みも休むことなく彫っていました。ものを作るのは時間のかかることです。がんばれ!

ひろこ

ロビンの亡骸からお花が咲きました


昨年11月、私は英国に滞在していましたが、我が家の愛犬ロビンが16歳の生涯の幕を閉じました。

庭の片隅に主人が埋め、その上には柿の木の枝でオブジェが作られていました。家族の悲しみは深く特に主人にとっては数少ない友人の一人であったので寂しさは計り知れません。ロビンの亡骸を埋めた土からあたり一面にピンクの花が咲きました。毎年この時期に愛らしい花を咲かせてくれるのでしょうか!愛しのロビン様
ひろこ

2009年10月4日日曜日

椿庵の中秋の名月


10月3日の満月、雲間から現れた月を捉えました。遅咲きの萩も美しく、心癒されます。今日は東京からお客様が椿庵にお見えでした。3歳と1歳のお子様とごいっしょの7名様!お母様はお茶のお稽古をご自宅で始められたとか、それならと強引にお茶のお手前をして頂きました。が後になって椿庵でゆったりとお茶を楽しみに来られましたのに申し訳ないことをしたと反省をしています。うちの子供たちが生まれたころの事を思い出しました、9歳を頭に6歳、2歳、0歳の4人になった時はさすがにハードでした。七尾の生涯学習センターに四人連れて夏休みの子供陶芸教室に教えに行った時は、一人はおんぶして、一人は乳母車で二男の手をひき、長男と共に夏休み通ったことを思い出します。子供たちは母親が一生懸命生きてきたことを記憶に留めてくれていると思います。月はいろんなことを思い起こさせてくれます。今日の小さなゲストのお嬢様たちがいつの日か椿庵でお茶を点てて下さる日を夢見て、満月の日の思い出とします。
ひろこ


2009年9月30日水曜日

日展、出品作のモデルは誰でしょう?

日展作家、佐々波啓子さんのモデルを始めてもう2年になります。それまでは若いお嬢様を描いておられましたがご縁があり今はモデルを務めさせていただいてます。この絵に額縁が付けられると一段と表情が変わると思います。火ヘンに華でようー煌めくというう意味だそうです。それぞれ違う方向を見る人物、過去を振り返り今を見つめ未来に期す=これは私の勝手な解釈ですが女性の優しさの中に芯の強さを感じます。今日の佐々波さんは達成感があふれていたように思います。これから審査会がある訳ですがおそらく入選は間違いないと思います。

金色の額縁が付けられ会場に飾られる様子が目に浮かびます。短い人生思いっきり悩み、制作に打ち込み、我が道を行くですね!お互いに頑張りましょうね!


ひろこ

白山市で小品展を開催しました


鶴来の山本由き先生にお花を活けて頂きました。掛け花入れのお花は、はぐるまはぐま漢字はわかりませんが花器の表情が引き出されおもしろいものですね!これから10月の終わりまで花々が今を盛りと美しい花を咲かせてくれます。我が家の庭も秋明菊、野菊、萩、たでなど春とは趣が異なりますが花盛りです。
ひろこ

2009年9月23日水曜日

彼岸花とコスモス




今日はお彼岸です。近くの田んぼのあぜ道に彼岸花が美しく咲いています。野焼きの匂いがなつかしくいろんなことを思い出させてくれます。夕方、窯の火をとめ散歩に近くまで出かけました。


夕日に照らされたコスモスや彼岸花が私に何かしら話しかけてくれるようです。




ひろこ


2009年9月8日火曜日

秋の風情を演出します

9月25日から3日間、白山市NEC近くの着物のふくしまさんにて小さな作品展を開催します。私は25日会場にて皆様のお越しをお待ちします。ちょうど東京では第56回日本伝統工芸展が始まる日でもあります。今年も何とか入選することができました。作品名、爛漫!豊かな実りと明るくいきいきとした様子を表現してみました。ふくしまさんでは、初日のみになりますが丁寧に作品を解説させて頂けると思いますのでどうぞお立ち寄りくださいませ。

ひろこ

2009年8月26日水曜日

第56回日本伝統工芸展に入選することができました


今年は石川の陶芸は苦戦したようです。二人の人間国宝、特待者1名合わせて21名でした。今年は石川の審査員の方がいなかったので入選できるなんて思っていませんでした。今朝新聞をみましたら入選発表の記事が目にとまりましたが、気分が重かったです。誰が入選したのかなと恐る恐る目を移すと何と吉田洋子とあるではありませんか!初入選のときは声を出して泣きましたがその次位にうれしかったです。東京展は9月25日から日本橋三越、名古屋三越は10月6日より、金沢は石川県立美術館10月30日からです。あとはお声が掛かれば全国巡回展に作品が回ります。大阪や島根県立美術館や福岡なども過去に展示されたことがあります。巡回先が決まりましたらお知らせしますのでぜひご覧ください。
ヒロコ

2009年8月19日水曜日

Wedgwood より洋子の印鑑が届きました


Wedgwoodの陶工からの贈り物、HIROKOの印鑑が届きました。 日本の焼き物のサインは大きく目立つものですがWedgwoodの手描きや一品制作のものは、皆とても小さいサインを入れます。このインを入れられるのはほんの一握りの陶工のみです。来年は東急本店での個展も10年目を迎えます。この喜びをうーんと大きく表現したいと思います。来年の個展の作品にこの印を使いたいと思います。
ひろこ

2009年8月3日月曜日

椿庵で昼食を食べて陶芸を楽しみませんか!


椿庵を建てた時にこちらでお昼を食べて頂き、陶芸を体験して頂こうと企画しました。婦人画報という雑誌にも出して頂いたことがありましたがその秋に金沢、東京のデパートなど3店舗での個展を控えて毎日なる電話に怯えていたことが今となっては懐かしい思い出です。その際は大変申し訳ないことにすべてお断りしました。タイミングが悪かったというしかありません。3名から5名位が一番過ごしやすいかもしれません。どうぞ皆様お誘いあわせ椿庵でゆったりと休日を過ごしてみませんか?事前に予約が必要です。只今特別価格にて体験できますので、お問い合わせくださいませ。
洋子