2013年7月31日水曜日

椿庵の模様替え


日本伝統工芸展の出品作品の制作を終え、手付かずだった椿庵の模様替えに入りました。
中央に鎮座するブルーの作品は「海を越えて」というタイトルの作品2ミリと3ミリのプラチナ箔をハサミで切って張り、焼きあげた労作です。私の作品の中で最大の大きさかも知れません。今から数年前の作品になりますが迫力があります。左の作品は赤と黒の作品、右の作品はやはり数年前のもの。一人の作家が作ったとは思えませんね!

画面左奥の色紙は父が晩年書いてくれたもの、陶に遊び老いを知らずとあります。
サイドボードの左3点は父の作品です。その他九谷、有田、清水焼、備前、丹波の先生方の作品も展示してみました。心機一転ジャズを聴きながらお茶でも如何ですか?

冷たいサイダーを用意して皆様のお越しをお待ちしております。

ヒロコ


2013年7月16日火曜日

公募展の作品


 モノトーンの紫式部の葉っぱに金彩を施してみました。九谷の緑と紫もアクセントに!


 前回の作品のような迫力はないかもしれませんが今回はやさしくエレガントな作品にと。


 黒の量を減らしながらもより黒を強調するデザインになったかしら?



7月16日(火)ようやく作品が仕上がりました。毎年の事ですが一番緊張する公募展です。
今回は特に作品が愛おしく感じます。葉と茎ののびやかな線を描きたいと思いましたが仕上がって見ると思いの半分しか表現できていません。

立体の写真というのは難しいものですね。もっとエレガントな作品なのですが。
作品は私の心に刻まれましたが美しいラインを求めて明日からまた挑戦の日々が始まります。

ホッと一息ついたヒロコより