2014年7月17日木曜日

日本伝統工芸展の出品作が仕上がりました。


 細い線はフリーハンドで掻き落とし、この本数をもっと細かくするのか迷い椅子に座ったまま居眠りしてしまいました。

 この作風は素直に自分を出せてストレスが発散できました。

昨年1月から制作している赤と黒の作品。ようやく作品らしい?感じに仕上がって来ました。
夕方窯から出してホッとした途端熱が上がって来ました。
制作途中も抗がん剤の副作用で熱が39℃まで上がり1週間続いたりでしたが健康な時より集中力はすごいものがあります。我ながらあっぱれと感心しています。
今ではもう手に入らない赤です。40年モノ?ずっと出番を待っていた赤です。燃えるような赤に仕上がり、久し振りに心躍りました。
友人の一人は体の方が大事やから仕事なんかせんこっちゃ!って。私の体の事を心配してくれて有難い事ですがこれがなかったら生きる意味が見出せない自分がいます。


凛とした作品うれしい7月になりました。

ヒロコ