2013年9月22日日曜日

日本橋三越本店 第60回日本伝統工芸展 9月18日(水)~30日(月)


 いよいよ始まりました!1年の中で一番のビッグイベント、日本伝統工芸展。右手前の白磁にモノトーンの作品 紫式部文様鉢「煌」が私の出品作です。研究会では審査にあたった先生方の感想をお聞きして大変な激戦の中から選んで頂いた事に改めて感謝の気持ちと同時にもっと自分らしい作品を追求しなくてはという気持ちがふつふつとこみあげて参りました。


9月19日(木)この日は満月!中秋の名月、旧暦の8月15日が満月というのは8年後まで見られないそうです!もしかしたらこれが我が人生最後の中秋の満月?深く考えない、全ての一瞬はもう二度と会えないですよね!
息子のマンションから撮影しました!東京のビルの上の満月を見てたまらなく孤独を感じました。大都会で孤独を感じてる人は多いのでしょうね。
月が小さく見えます!帰宅して能登の月を見ましたらとても大きくて温かく、お帰りなさいと私に声を掛けてくれたように感じました!月が変わったのではなく、月を見る私の心がそう語ってくれたのでしょうね!今回はとても長い時間を会場で過ごしました。何度も何度もこの周りを巡回して私の心の中にあるものを整理する作業を繰り返していたように思います。


 9月22日お彼岸を迎える能登!稲刈りもほぼ終わった田んぼの中の道、秋の心地よい風を感じながら久し振りに散歩してみました。この道に差し掛かると目標地点が遠過ぎてめまいがしそうでとても無理と思います。

今日は上京の疲れもありいつもより遠くに感じましたが、1歩1歩踏み出せば大丈夫と自分に言い聞かせるように歩きました!
真っ赤な彼岸花が私を待っていてくれました。自然が持つ力強い形、リズミカルな線、燃えるような色彩!人工美の追求になえてしまいそうな心にそっと寄り添ってくれる草花!
自然と戯れながらそのエネルギーを肌で感じたいと思う秋のひとときでした。

自然体で行きます!
ひろこ