2009年4月22日水曜日

桜と共演 in 箱根プリンスホテル




箱根プリンスホテルにてお披露目 茶会




某製薬会社の社長の還暦祝いを兼ねた経済のかなたー西暦2800年の地球ーシンポジュウムが220名のゲストをお迎えなさって盛大に開催されました。私の水指、蓋置、菓子鉢もお披露目して頂きました。満開の桜のもと表千家教授の美しい先生のご指導のもと、華やかに野点の会が開かれ、私の作品の最高のお披露目になりました。青釉プラチナ彩水指、赤絵金彩蓋置、椿四方菓子鉢、桜四方菓子鉢が使われました。
シンポジュウムでは東大名誉教授のウィルスのお話、法政大教授の江戸の循環型経済に関するお話、ベストセラー経済学者の一橋大名誉教授のお話、そして今回の主催者である社長様のお話。
一時から六時半までの(途中休憩15分ずつ2回)長時間にわたる講義に聴衆は居眠りせずにきくことができるほど本当に中身の濃いお話でありました。
茶席には自ら作った茶杓、銘ーみちかけーご自身の人生と重ねているとおっしゃる。とてもユニークなお方である。彼がノーベル経済学賞を取るのをぜひ見届けたいものである。
ひろこ











2009年4月17日金曜日

ももの卒業制作

ももの卒業制作、自刻像です。辰巳ヶ丘の先生方のご指導のもと驚くほど成長したと感謝しております。親ばかですが本当にうれしいことです。吉田家にとって4代目の彫刻家になろうとしています。この4月に金沢にある美術大学に入学しました。今からお母さんと作品展しようね!と言っています。私もももに負けないようにがんばります。

ひろこ

2009年4月11日土曜日

春爛漫 我が家の庭 My garden in Nanao







知人から頂いたアカデラという椿、レンギョウ、桃の花、コブシ春の息吹きがほとばしる我が家の庭。長女のももが生まれた時におじいさんが市場で桃の木の苗を買ってきて庭に植えてくれました。昨年の春3年生になったももにこの花のように満開の花を咲かせてねと言ったのが思い出されます。
毎年美しい花を咲かせ私たちを幸せにしてくれます。ももが金沢美術工芸大学彫刻科に合格しました。ももの入学を祝ってくれてるようです。お世話になった辰巳ヶ丘の先生方本当にありがとうございました。そして天国の吉田雪山ことおじいちゃん、私たちをいつも見守ってて下さりありがとうございます。
お父さんの笑顔は忘れられません。こんな不出来な嫁をいつも温かい眼差しで見守ってくれました。
季節が移ろうごとに父を思い出します。
洋子


Hiroko Yoshida Exhibition in Tokyo


右上の水柱は取手の部分がとてもむずかしく時間をかけてサウンドペーパーで細くしました。赤絵の碗は毎年個展には必ず展示します。12年程前に色絵磁器の仕事を始めた時にお雛様のときに使う食器が作りたくて作り始めたものが少しずつデザインを変え今の形になっています。娘たちのためにという思いが赤絵の器には出ていると思います。陶器、磁器、練り上げと手法、材質は様々ですが作陶25年の思いが綴られた内容になっています。22日まで渋谷道玄坂東急本店8階工芸ギャラリーにて展示即売しておりますのでどうぞご覧下さいませ。

洋子

2009年4月9日木曜日

東急本店 8階工芸ギャラリー 作陶展







昨日8日まで工芸ギャラリーにて、本日から2週間同じフロアーとなりで展示させていただきます。お陰様でたくさんの方にご覧頂きました。この出会いを大切にこれからの制作に生かすことができればと思います。今回は器ではフリーカップ、練り上げの作品が好評でした。赤絵のそば猪口も絵替わりで出したのも良かったみたいです。個展というのは本当にプレッシャーのかかることですが、のんびり屋の私にとってはいい重石になってます。2000年の二人展から数えて10年目9回目の個展です。10回目に向けてがんばります。
ヒロコ



2009年4月6日月曜日

東急本店 8階工芸ギャラリー 作陶展


潮騒をテーマにした作品です。染付と呼ばれる下絵の具をコンプレッサーでぼかし、その上に透明釉を特殊な方法でかけ淡いブルーに仕上げています。この作品は昨年、イタリア、ローマ賞典祭において日本文化会館 館長賞を受賞した作品です。著名なイタリア人の評論家が選んで下さり光栄です。プラチナ箔とプラチナの絵の具で海が光り輝く様子を表現してみました。4月1日から4月22日まで開催しています。どうぞお運びください。
ひろこ