3年ほど前になりますかしら?縁あって大岡越前こと加藤剛さん竹脇無我さん高橋元太郎さんの3人展が和倉温泉で開催された折に展示のお手伝いをさせて頂きました。そのときの加藤さんの書を求めました!「秋草を挿してその名を知らざりし」加藤さんの内面からあふれ出るやさしさに満ちたこの俳句がいたく気に入りました!ちょうど8月の終わりに庭に咲くこの花の名前がわからなくて植物図鑑で調べていた折にこの俳句に出会いました。加藤剛さんに洋子先生と声をかけて頂いたのがとても懐かしく思い出されます。つい1ヶ月ほど前に華道家の杉本理照先生の本にこの棕櫚草が活けられている写真が出ていて感激しました!この茎の長ーい棕櫚草が似合う花器を作りたいです!今日は思いがけず富山のタクシー会社さまからお電話頂き、遠来のお客様が九谷焼をご覧になりたいとのこと。和倉温泉に行かれる前にぜひとのことで、朝からお茶屋さんに抹茶を挽いて頂くやらお軸を掛けなおすやら花をいけるやらで普段のしつらえの大切さを痛感!加藤剛先生にもこの花を見て頂きたいです!お元気でしょうか?
痩せる思いのひろこでした