2010年3月5日金曜日

「椿に寄せて」椿庵10周年を記念して8日まで開催

白梅と椿「千羽鶴」花生けは砧青磁。数年前に作りましたが安定感のない細長い形に何となく不安感があり花を生けたことがなかった。ところがです、美智子妃殿下のために作られた千羽鶴の親樹の所有者から気品あるこの椿を頂きました!ピタッと生けることができました。
25年前の処女作、銀河のしずくというタイトルです。初期の頃はこのような焼き締めの壺を作ってました








作品に花を生けていてこの25年をフィードバックしていました。焼き締めから白磁、そして色絵磁器の世界へと歩んできました!新聞社の取材にいらした方がバラエティーに富んでいて一人の作家が作ったとは思えませんねと。春爛漫、紅花万作、こぶし、フキノトウ、水仙、猫柳そして美しい椿の数々、常に花と対話しながら花生けと向き合って来たかなと思います!この25年の軌跡をご覧くださいませ。
会場ではお茶を差し上げております。ぜひお立ち寄りくださいませ!
ひろこ