2013年4月13日土曜日

吉田洋子作陶展ー盛会のうちに無事終了致しました!


 2013年4月4日(木)-10日(水)まで東急本店8階美術ギャラリーにて作陶展を開催させて頂きました。2000年に二人展を開催して翌年2001年より毎年開催させて頂いております。
会場には七尾の自宅に咲いた椿や土佐みづき、レンギョウ、水仙の花を生けてお客様をお迎えしました。

 この3点は今年の私の会心の作です!



 昨年の9月の第59回日本伝統工芸展の出品作の花器とこの2月に制作した赤絵黒彩線文皿です。会心の作品です!この2点は箱根のリハビリ病院のロビーに展示されることになりました!


 定番にしている赤絵の絵変わり十二角皿両サイドはまだ手を加えたい感じです。
20センチ弱の皿でケーキにもお刺身や懐紙をひいて天ぷらをのせても良いし杉の薄板を敷いて焼き物皿としてもお使い頂ける洋にも和にも使える優れモノです。我が家でもお赤飯やぶりの照り焼きなどで大活躍の皿です。


 徳利は九谷焼定番の形でお客様に最近探してもなかなか手に入らないと喜んで頂いた方がいらっしゃいました。お酒を注ぐ際に独特の音が出てお酒好きにはたまらない音だそうです!


 これも新作です!毎年の個展で、すべて新作は出来ないのですが今年は2月に生まれたこの作品も久々の赤絵黒彩の作品です!


 燭台も写真が見えにくいですが赤絵黒彩の文様です。


 赤絵の一輪差しは白の椿を生けたくて制作した花器です。
花を生けると花器は不思議なことに姿が凛として、生けられた花もその美しさを倍増させます!


今回こうして元気に上京でき、発表が出来た事に感謝です!応援して下さった皆様のお力添えに深く感謝申し上げます!
飴釉、金彩、赤絵,モノトーンの黒釉と土ものの花器などに加えて九谷の五彩の蝶の陶額は私が上昇出来るようにとの願いを込めて今回特に異質ですが会場に飾らせて頂きました!
土ものからスタートした作陶制作が28年の時を経て磁器の作品を発表するに至り国内でも権威?ある公募展で発表できることに深い感慨を覚えます。
4月の個展が終わると1年の半分が終わった感じです!5月は日本橋高島屋6月は日本橋三越グループ展ですが作品はすでに送付済みなのでこれから一番のメインの日本伝統工芸展に向けた制作に入ります!これもほぼ頭の中では完成しています。
この後は11月中旬の名鉄百貨店の個展の制作に全力投球です。

想像以上に元気なヒロコの2013年の前半戦でした!