日本の制作工程と素材の違いを乗り越えて何とか形あるものが仕上がりました。日本ではお目にかかったことのない粘土。まるで片栗粉のように水にはとろけるし、パサパサし削ろうとするとぼろぼろ剥がれ落ちる。私の技術でここまでできたのが我ながら信じがたい。そんなに若くもなしラストチャンスと思って挑んで、不思議な力が湧き出てきたのでしょうか ? 粘土の固さも私向けにやわらかく作り直してくれ、皆のサポートがあったからこそです。4月6日に再生ウェッジウッドがアメリカの資本でスタートすると聞いてます。どうぞ250年もの間生き抜いてきたWedgwoodを応援してあげてください。
ひろこ