2012年10月1日月曜日

先人の偉業に拍手を!

本日10月1日は東京においては都民の日、そして国の重要文化財であり、約100年もの間、時代を超えて親しまれてきた名建築でもある赤レンガの駅舎、東京駅が復元され甦り、オープンの日を迎えました。そして
私がお世話になっております調布市の山田先生が名誉都民に選ばれました。本日はその顕彰式が都庁で行われております。先生は全国に先駆けて精神病院に授産施設を開設なさったり、つい先頃、全国初の介護付き有料老人施設を小田原に開設なさいました!
東京駅の設計者である建築家、辰野金吾も日本建築界の開拓者であり、東京駅はまさに、近代日本の記念碑と呼ぶにふさわしい建築です。

9月の尖閣諸島の問題で日本に暗い影を落としていますが、先人の大変なご苦労で私たちの今日の生活があるんだと思うと、勇気が出て来ますね!

私たち一人一人に何が出来るのかそれぞれ違った立場で出来る事をコツコツとやって行かなければと思います!先生方のような大きなことは成し得ないにしても、先人の偉業に拍手を贈りたいです!
我が家の庭には秋明菊と萩の花が祝福するかのように咲いています。

山田禎一先生のご紹介


 氏は、昭和32年の上京以来、55年にわたり東京都の地域医療に尽力し、中でも様々な偏見により適切な治療やリハビリが受けにくい状況にあった精神障害者の授産施設の国内初の創設や、高齢化社会への備えとして東京都で最初の介護老人保健施設を開設し、地域医療に大きく貢献されている。こうした画期的な取組みは、世界各地の先進施設への積極的な視察と、進取の気性に富んだ氏の精神によるところが大きいといえる。
 また、永年居住する東京都のみならず、氏の基礎的な思想や知識を育んだ出身地である富山県滑川市への恩義に報いることも忘れない「医は仁術」という懐の深さは、広く都民が敬愛し、誇りとするところである。

先生のコメント

この度は名誉都民にご推挙いただき心より感謝申しあげます。
 61年前医療分野で一番おくれている精神医学を選び悩んだ時期もありましたが、患者さんの社会復帰に汗を流してきました。30年前からは急激に老人医療が加わってきました。東京都の老健施設協会の長としてがんばっていますが、中々の難敵です。力の限りがんばりますので今後ともお知恵とお力をお与え下さい。





暑い夏に秋の草花はしっかりと準備して花を咲かせています!
私も来春に花を咲かせる準備をしなくては!

ひろこ