一度散った
私が茶碗をこの日のために焼き、棗は輪島在住の漆芸家が多忙な日々をやりくりして仕上げ、贅沢な至福の時を過ごせました。学芸員の先生が白菊の花の色が移ろうようにこの茶碗の色も変わって行くさまが楽しみであると云われ、作者としてこの場にいる幸せをひしひしと感じるのでありました!
白萩もまた咲き始めてこの美術館が持つ国宝源氏物語絵巻の萩の段を思い出し何という不思議なめぐり合わせ、鳥肌がたちました。
私が茶碗をこの日のために焼き、棗は輪島在住の漆芸家が多忙な日々をやりくりして仕上げ、贅沢な至福の時を過ごせました。学芸員の先生が白菊の花の色が移ろうようにこの茶碗の色も変わって行くさまが楽しみであると云われ、作者としてこの場にいる幸せをひしひしと感じるのでありました!
名残の秋、10月のある日のことでした。皆様お付き合い頂きましてありがとうございました。
ひろこ