杜甫は国破れて山河ありとうたっておりますが、我らが芭蕉は 夏草や兵どもが夢のあと という句を残しています。また反対とも思えるようなの句も残しています
「山崩れ川流れて道あらたまり、石は埋て土にかくれ」 と
「山崩れ川流れて道あらたまり、石は埋て土にかくれ」 と
山が崩れても、川が消えても、草が枯れても、人間の言葉、詩というものが永遠に残ると。
私の友人のアナウンサーが東日本大震災の現地に局として初めて足を踏み入れた時に戦場のような有様に驚いたと話していましたが自然の猛威は人々から大切な故郷の山河までも奪ってしまいました。
私たちはどんな言葉を残していけるのでしょうか?
友人宅の美しい、しだれ桜を見てひとこと
ひろこ