2011年2月5日土曜日

立春です

2月は二人の娘たちのお誕生月でもあります!このお軸は実家の母が次女のゆき菜のために書いてくれた古人の歌です。私がリクエストしました。娘の名前にちなんだ歌です。
「けふはただ 思いもよらで帰りなん 雪つむ野辺の わか菜なりけり」

西行のお気に入りの歌とか、若菜を摘むと雪が積むを掛けているそうです。

毎年二月にはこのお軸ともう一つの長女のももの為の歌のお軸を掛けてお茶を頂きます。
「春の園 紅にほう桃の花 下照る道に いで立つ乙女」 大伴家持の歌です。
2月は寒い季節ですが私にとりましては娘たちの成長をお祝いして喜びを感じる月でもあります。




2月に入りましてお客様が続きます。庭の雪の中からひっそりと咲いている水仙の花を生けてみました。まだ蕾はかたく青々としていますが凛と咲いている葉は可憐で優雅で美しいです!
お軸の歌と響きあい何と美しいことです!お香を焚きしめて炭をおこしお客様をお迎えします!
幸せなひと時です!
ひろこ