某製薬会社の社長の還暦祝いを兼ねた経済のかなたー西暦2800年の地球ーシンポジュウムが220名のゲストをお迎えなさって盛大に開催されました。私の水指、蓋置、菓子鉢もお披露目して頂きました。満開の桜のもと表千家教授の美しい先生のご指導のもと、華やかに野点の会が開かれ、私の作品の最高のお披露目になりました。青釉プラチナ彩水指、赤絵金彩蓋置、椿四方菓子鉢、桜四方菓子鉢が使われました。
シンポジュウムでは東大名誉教授のウィルスのお話、法政大教授の江戸の循環型経済に関するお話、ベストセラー経済学者の一橋大名誉教授のお話、そして今回の主催者である社長様のお話。
一時から六時半までの(途中休憩15分ずつ2回)長時間にわたる講義に聴衆は居眠りせずにきくことができるほど本当に中身の濃いお話でありました。
茶席には自ら作った茶杓、銘ーみちかけーご自身の人生と重ねているとおっしゃる。とてもユニークなお方である。彼がノーベル経済学賞を取るのをぜひ見届けたいものである。
ひろこ